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卒業生との雑談その６

809 ：戦うバイト ◆XuYU1tsir. ：2005/05/18(水) 13:00:27

「もうすぐさ、あの人帰ってくるでしょ？」
「えっ？」
「あゆみんがずっと好きだった人」
「・・・・」
「きっとまだその人もあゆみんの事好きだと思うんだよね」
「仕事も出来るし、カッコいいし、大人だし。
この時点で全部負けてるってのに、さらに俺こんな事になっちゃったし」
「だからさ、いつか奪われちゃうくらいなら早くあきらめた方がいいかなって」
「要するにさ、傷がこれ以上深くならない内に逃げたいんだ」
「俺ってすごい臆病な奴でしょ？でもさ、これがほんとの俺なんだ」
「・・・だから・・・俺と別れてください」

考えて考えて思いついた言い訳。
嘘だけどちょっぴり本音も混じった言い訳。

「言いたいことはそれだけ？」
「うん・・・」
「戦バイは・・・それでいいの？」
「・・・うん」
「戦バイは私に戦バイと別れてあの人と付き合えばいいって思ってるんだ？」
「・・・それが、あゆみんの幸せだと思うから」
パシンッ！！
初めてあゆみんに本気で叩かれました。
「私の幸せは私が決めるの！どうしてそんなの勝手に決め付けちゃうの！？
戦バイのバカッ！！バカッ！！バカ〜！！」
そしてそのまま病室を出て行くあゆみん。

ほんとに俺はバカですね。
ってかゴメンなさい、今からちょっと出かけなきゃ。
続きはたぶん３時くらいに書けると思います。

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